現在みらい長崎ココウォーク5Fで個展会期中ですが、同じフロアのTSUTAYAさんのとのコラボ企画で「私を作った10冊」と題して選ばせて頂いた本も展示して頂いてます🌟🌟
これまで自分でも意識した事がなかったので新鮮でした!このような企画をたてて頂いた関係者の方々、展示して頂いたデジマグラフの小川さん、どうもありがとうございました😊
展示してある本に一言づつコメントしてありますので、タイトルと併せて紹介いたします。
また、今回入荷不可能だったため展示できなかったものもあるので併せて(展示できなかった3冊を含む計13冊)紹介いたします!
1、シルク 小椋冬美 (今回展示できず)
内容はほとんど覚えていませんが、当時小学生だった私は小椋さんの絵がとても気に入っていて、よく真似して描いていました。
2、19歳のジェイコブ 中上健次
初めて読んだ中上さんの作品で、彼独特の文体による表現になぜか侘びとか寂びに近いものを感じ、20代の頃何冊か中上さんの作品を読んでいました。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784041456101/
3、こころ 夏目漱石
犯罪ではない領域の罪の存在とその報いについて学ぶことができました。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784903548203/
4、CUT 1994 MAY NO.30 ロッキングオン(今回展示できず)
映画好きの私が、20代の頃よく購入していた雑誌です。この号のシャルロット・ゲンズブールがタバコをくわえた写真が大好きです。
5、リバーズ・エッジ 岡崎京子
97%の闇でも3%の光があれば生きていけると思わせてくれます。私のバイブルです。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/comic/product/9784800242389/
6、絵画の教科書(今回展示できず)
美術や絵画についての知識だけでなく根幹となるような精神についても書かれてあり、この本から多くを学んだと思います。一生捨てずに持っていると思います。
7、ナルト 岸本斉史
この作品に出てくる「チャクラ」という言葉が制作する時に消費するエネルギーと似ている気がして、ハマってしまいました。制作も自分との闘いという意味では色々と共通項がありました。
8、抽象の力 岡崎乾二郎
この本を読んで、やっぱり自分は抽象絵画を制作してきてよかったと思いました。自分の中で制作における新たな方法論を展開できそうな気持ちになりました。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784750515533/
9、ともだちは海のにおい 工藤直子
人間であることを忘れて、ゆったりとした優しいピュアなものに出会えたような気持ちになります。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784652005255/
10、ひそやかな花園 角田光代
様々な条件における今ある生というものを肯定する作者の意志が感じられ、そのことに共感しました。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784062777582/
11、ピアノの森
基本的にハッピーエンドのストーリーを好む私ですが、この作品のラストは私の予想をはるかに超えるものでした。自分の知らない幸せの形がまだあるのだと思うとしみじみと明るい気持ちになれます。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/comic/product/9784063724295/
12、ぼくの地球を守って 日渡早紀
この作品を読んだのは20代の頃ですが、主人公の木蓮は当時の私の中で美しい女性のイメージモデルでした。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/comic/product/9784592142010/
13、日出処の天子 山岸凉子
この作品を読んだのは高校生くらいだったと思いますが、それまで読んだことのない内容と世界観で美しい絵が拍車をかけ大変衝撃を受けました。
https://sp.shop.tsutaya.co.jp/comic/product/9784040682648/